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女性ホルモンの基礎分泌量のチェックをします。
通常のホルモンは月経３〜５日目に採血します。
また黄体ホルモンは基礎体温が上昇してから採血します。

※AMH検査（卵巣予備能検査）
現時点で排卵可能な卵子の数を調べる検査です。
AMHは妊娠率ではありませんが、どのくらい早めにステップアップするかの指標にはなります。

男性の精液の分析を行います。（量、濃度、運動率、奇形率）
不妊の原因の４０％は男性に原因があるとも言われており、同時に検査を行うことをお勧めしています。
検査は予約制となります。（採取してから３０分以内に検査を行います。検査は診療時間内となります）。また３日の禁欲が必要となります。
希望される方はあらかじめ専用容器をお渡ししますので、お申し付け下さい。

エコーでは分かりにくい子宮の形状や卵管の通過性を調べる検査です。
通常は月経終了後から排卵日前までに行います。
造影剤を子宮の入り口から流し込み、レントゲン撮影することで、子宮や卵管の状態が分かります。
造影剤によるアレルギーやレントゲン撮影による被曝の影響があるため、専門施設（江南厚生病院など）へ紹介しております。

不妊治療の基本的な治療です。
生理終了後から卵胞（卵子をつつむ袋）はゆっくり成長していきます。
排卵日前に超音波で卵胞を確認し、十分に卵胞が発育した段階で、排卵しそうな時期の性交渉（タイミング）を指導します。

卵胞が発育しにくい場合は、卵胞ホルモン剤の内服や注射、また排卵が難しい場合は排卵誘発注射を行うことがあります。

精液検査で異常があった場合、排卵日時期に頸管粘液（透明な伸びるおりもの）が少ない場合、タイミング療法でなかなか妊娠しない場合に行います。

タイミング療法と同じように卵胞の発育をチェックし、排卵しそうな前日に人工授精を行います。そのため排卵日付近は３日以上の禁欲が必要です。
通常は３〜６回ほど行います。
精液は３０分以内に採取したものを使用するため、時間外対応いたします。

人工授精でなかなか妊娠しない場合、子宮卵管造影検査で両側卵管が閉塞している場合に行います。
当院では現在対応しておりませんので、患者様にあわせて近隣施設を紹介しております。