犬山市、各務原市、可児市、扶桑町、大口町、江南市、美濃加茂市の産婦人科なら

妊婦健診・分娩

妊婦健診・分娩

妊娠したら

妊娠検査薬で陽性が出たら・・・ 
本来の生理予定日から1週間以上遅れていたら、まずは受診しましょう。

 

まずは内診台で、下からの超音波(経腟エコー)で、子宮内に妊娠の袋(胎嚢:たいのう)がみえるか確認します。

 

赤ちゃんの心拍がみえたら

胎嚢がみえて2〜3週すると、赤ちゃんとその心拍がみえます。

 

そこで分娩予定日を決定し、当院から”妊娠届出書”を発行します。
それを持って、自分自身の住民票のある保健センターで母子手帳をもらいましょう。

<<主な市町村の母子手帳の発行場所>> ※ 外部リンクです
持ち物:妊娠届出書、マイナンバーカード、運転免許証
現在新型コロナウイルス感染症予防のため、電話予約が必要な自治体が多くあります。
事前に必ず電話で問い合わせ下さい。

犬山市 犬山市保健センター
扶桑町 扶桑町保健センター
大口町 大口町保健センター
江南市 江南市保健センター (江南保健所ではありません)
各務原市 総合福祉会館(各務原市那加桜町2丁目163番地)、東保健相談センター(各務原市鵜沼羽場町2-53)
可児市 可児市子育て健康プラザ マーノ 3階 保健センター
美濃加茂市 美濃加茂市健康課(保健センター)
関市 関市保健センター
小牧市 子育て世代包括支援センター(ラピオ3階)

その他の市町村の場合、”母子手帳、〇〇(市町村名)”で検索すると、詳細ページが出てきます。

妊娠中に役立つアプリ

★ Babyプラスとは
日本産科婦人科学会が監修した、妊娠・出産情報、妊婦向けツールが満載の無料アプリです。
「ママや赤ちゃんのからだはどう変わる?」
「やった方がいいこと、ダメなことって?」

 

「出産までに準備するものはこれであってる?」など情報満載♪

妊婦健診について  4Dエコー完備!!

母子手帳発行と同時に妊婦健康診査券(補助券)がもらえます。
妊婦健診には、母子手帳と補助券を必ず持ってお越しください。
毎回診察前に尿検査と血圧測定があります。
<<補助券の取り扱い>>

愛知県内の市町村
(豊橋市を除く)


岐阜県各務原市

補助券がそのまま使えます。
(補助額を超える部分のみ自己負担となります)


※ 各務原市は2015年から補助券が使用できるようになりました。

愛知県外の都道府県
(岐阜県など)


愛知県豊橋市

全額自己負担となります。
補助券に当院で健診した証明をしてもらい、当院の領収書とあわせて、出産から1年以内に個人で保健センターに手続きすると、補助額全額が戻ってきます。

(1回あたりの自己負担額はありますが、最終的に戻ってくるので、自己負担額は愛知県内の妊婦様とほとんど変わりません)

当院は4Dエコー完備です。
妊娠12週から毎回腹部エコーで確認します。
(4Dエコーの追加費用は発生しません。毎回エコーで確認できます)

※エコー動画を記録できます。
 希望者はSDメモリーカードSDHCメモリーカード(4GB〜32GB)、USBメモリー(FAT32形式に対応、PWロックや暗号 化されたものは非対応)を持参ください。

 

妊婦健診の内容について

初回健診〜妊娠23週
(健診は4週に1回)

第1回初回健診
 初回血液検査(血液型、感染症<梅毒/HIV/B型肝炎/C型肝炎>、風疹抗体価、貧血、血糖)
 子宮頸がん検診

妊娠24週〜35週
(健診は2週に1回)

妊娠26〜29週
 クラミジア検査(内診台で行います)
 8ヶ月血液検査(貧血、血糖)
妊娠34週
 GBS検査(内診台で行います)
 腟内にGBSという細菌がいないかのチェックです。

妊娠36週〜39週
(健診は1週に1回)

妊娠36週
 10ヶ月血液検査(貧血、肝機能)
妊娠37週(これ以降は毎回内診を行います)
 NST検査(no stress test:ノンストレステスト)

陣痛が来たら、お腹の張りと赤ちゃんの心拍をチェックするモニターを装着します。

 

外来で陣痛のストレスがない状態でのモニターをNST検査といいます。
外来でも37週台と40週以降に確認します。
NST検査がある週は外来は予約制となります。)

妊娠40週以降
(健診は1週に2回)

毎回NST検査を行います(予約制)。

 

妊娠41週に入っても陣痛が来ない場合、なるべく42週を過ぎないようにお産を目指すため、誘発入院となります。

 

里帰り分娩について

当院では里帰り分娩を受け入れております。
里帰り分娩希望の方は、30週までに、あらかじめ診療時間内に当院へお電話もしくは問い合わせフォームからメール下さい。
(名前、分娩予定日、初産か経産か、現在受診中の病院名、当院受診歴の有無、合併症の有無、現在の住所および里帰り先の住所)
特に異常がなければ、現在受診中の医療機関からの紹介状をもって、34週までに受診して下さい。
帝王切開予定の方(骨盤位<逆子>、帝王切開既往)は帝王切開の日にち決めがあるため、32週までに受診するようお願いします。

 

分娩および入院について

ハピネスは全室ゆったり個室入院となります。
すべてのお部屋にシャワー、トイレ、エアコン、冷蔵庫、ソファーベッドが付いています。
(詳細は 施設案内 をご覧下さい)

当院ではLDR分娩をおこなっております。

LDRとは

Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)の略語です。
陣痛が来てから出産し、その後2時間回復まで、全て一つのお部屋で過ごすことができます。
(ただし分娩まで時間がかかる場合はお部屋での待機となることもあります)

 

当院と高次医療機関との連携について

日本では当院のようなクリニックでのお産の比率が、海外より多くなっています。
また安全性(周産期死亡率の低さ)においても、欧米より優れた成績を残しています。
それは洗練された産婦人科医が、クリニックで24時間365日体制を整えているのと同時に、何か異常がある場合、すぐに病院への救急搬送ができるためです。

 

<連携医療機関>
江南厚生病院(ほぼ全ての搬送患者様を受け入れて頂いています)
その他下記の病院とも連携しております。
小牧市民病院、岐阜県総合医療センター、名古屋第二赤十字病院

 

産後の授乳法、母児同室について

 母乳やミルクについては人それぞれの考え方があります。
出産後すぐに母乳は出ないため、まずはミルクとの混合栄養から、その後各自の体調にあわせて相談させて頂きます。
また母児同室についても、お母さんの産後の体調にあわせて、必要な時は24時間いつでもお預かりしております

 

入院中の食事について

ハピネスの特徴は豪華な食事!詳細はこちら。

 

分娩した日を0日目とし、5日目退院となります。

なぜハピネスは5日目退院なのか??
昔は経腟分娩でも1週間以上入院していることが通常でした。
近年入院日数はだんだん短くなってきており、なかには4日目退院とする施設もあります。
4日目は新生児の黄疸傾向が出てくること、お母さんのおっぱいが少しずつ出てくる時期です。
ところが4日目に退院してしまうと、不十分なまま自宅での育児生活に入ってしまい、不安が強くなることがあります。
当院では4日目の一番大事な時間に、十分にいろんな不安を解決して頂き、5日目退院としています。

費用については55万円(平日の日中に出産の場合)〜となります。
ただし分娩の時間帯(休日や夜間等)、お産の進行具合(入院してから出産するまでに1日以上かかった場合や薬剤投与が多い場合等)、帝王切開により費用は変動します。
(詳細は診療時間内に受付までお問合せ下さい。)
当院は出産育児一時金(50万円)の医療機関直接支払制度に対応しています。

出産育児一時金の医療機関直接支払制度とは??

出産して健康保険者証の医療保険者(健康保険組合もしくは自治体)に一時金を請求すると1児につき50万円が支給されます。
出産育児一時金の医療機関直接支払制度は、妊婦様の代わりに医療機関が代わりに請求し、一時金が医療機関に直接支払われる制度です。
これにより、妊婦様は直接一時金を請求する必要がなくなり、また退院時の支払いは50万円を超える差額のみで済みます。
(特にこの制度を使うことによるデメリットはありません。)
※ 出産育児一時金の流れ <例:分娩費が50万円の場合>

直接支払制度を利用した場合 直接支払制度を利用しない場合

帝王切開による分娩について

なるべく経腟分娩を目指しておりますが、母体・胎児の状態を考えて帝王切開術を行う場合があります。
当院では複数医師による体制をとっておりますので、緊急時の対応も可能です。

予定帝王切開

妊娠前から、あるいは妊娠中に経腟分娩のリスクが高いと思われる時に、予定を立てて行う場合(既往帝切後妊娠、骨盤位、巨大児、多胎妊娠、低置胎盤など)

緊急帝王切開

妊娠中もしくは分娩進行中に、母体あるいは胎児の突発的な状態悪化が予想され、緊急で妊娠終了が必要で行う場合(胎児機能低下、分娩遷延、妊娠高血圧症候群、児頭骨盤不均衡、常位胎盤早期剥離など)

帝王切開の場合、出産した日を0日目として、8日目退院となります。
帝王切開は手術費用は保険が適応されます。(差額ベッド代や新生児に関するものは自費です)
ただし高額な支払いが予想されるため、"高額療養費制度"をご利用することができます。あらかじめ帝王切開が分かっている方は、加入している医療保険者から"限度額適用認定証"を入手し、当院に提示することで、退院時の窓口支払いが減額されます。

術後鎮痛のための硬膜外麻酔について 〜痛みの少ない術後を目指して〜

脳やせき髄は(外側から)硬膜、くも膜、軟膜で覆われています。
手術の麻酔は”脊髄くも膜下麻酔”といい、せき髄内の髄液に局所麻酔を投与し、お腹の痛みを部分的になくす麻酔です。

 

ところが、手術後数時間でこの麻酔は切れてくるので、追加の麻酔が必要となってきます。

 

術後鎮痛のための硬膜外麻酔とは、手術後に硬膜外麻酔を使用することで、痛みの発生を極力抑える方法です。

持続的に鎮痛薬が流れることや、痛みが出てきた時は自分の意思で追加することができます(PCAポンプといいます)。
希望する方は予約制となります。

 

前回の帝王切開で痛みがひどかった人、痛みに不安のある方は是非選択することをお勧めします。

 

トップへ戻る